国際緊急援助隊が現地入り、救出活動開始
ニュージーランド・クライストチャーチで22日に起きた地震で、生存者の救出活動のため日本の国際緊急援助隊が日本時間24日未明に現地入りし、活動を開始した。
日本の国際緊急援助隊は日本時間24日未明、クライストチャーチに到着した。その後、空港から日本人ががれきの下敷きになっているとみられる倒壊現場へ調査に向かった。そして、救援隊は日本時間24日午前7時、この倒壊現場でオーストラリアの救援チームと合同で救出活動を開始した。まず、警備犬やファイバースコープを使ってがれきの下敷きになっている生存者の捜索を行い、66人のチームを2班に分けて24時間態勢で活動に臨むことにしている。
ニュージーランド政府は、日本時間24日午前10時現在、76人の死亡を確認した一方、約230人が行方不明になっているとした。
あと1日で、生存の確率が大幅に下がる72時間を迎える。建物が崩壊する危険性もあり、慎重で迅速な活動が求められることになる。