国連事務総長「日本に最大限の支援をする」
宮城・茨城沖大地震について、国連・潘基文事務総長は11日、アメリカ・ニューヨークで会見し、犠牲者に哀悼の意を表した上で、国連として最大限の支援をすると述べた。
潘事務総長は会見の最後に、日本語で「日本政府と国民に心から哀悼の意を表します。日本がこの重大な試練を乗り越えられると確信しています」と哀悼の意を表し、国連として日本のために最大限の支援を行うと述べた。
また、スイス・ジュネーブの国連人道問題調整事務所は11日、現在、世界の45か国以上から国際救援救助隊68チームが日本で活動するため派遣準備に入っていることを明らかにした。
アメリカ軍も災害支援を準備している。国防総省は、長崎・佐世保に停泊中のドッグ型揚陸艦「トーテュガ」が速やかに出発できるよう準備を行っていることを明らかにした。また、日本政府が消防ヘリの発着などの支援を要請したことを受けて、太平洋西部を航行中の空母「ロナルド・レーガン」が日本に向かっている。東京・福生市の横田基地では、成田空港に到着予定の民間機10機以上を受け入れることにしている。