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国際
2011年4月9日 13:24

米政府の避難勧告 核燃料の完全破壊を想定

 アメリカ政府が福島第一原子力発電所から80キロ圏内に住む自国民に避難を勧告したことをめぐり、勧告は、「2号機の核燃料が完全に破壊された」という想定に基づいて出されていたことが明らかになった。

 アメリカ原子力規制委員会(NRC)の幹部は7日、避難の範囲を実際に測定した放射線量などで判断したのではなく、2号機の核燃料が完全に破壊され、放射性物質が16時間放出されると仮定して「80キロ」と設定したことを明らかにした。NRCの幹部は、勧告を出した先月16日の時点では「不確実で、限られた情報しか持っていなかった」としている。

 避難勧告をめぐっては、日米の設定に大きな差があり、議論を呼んでいた。