退役スペースシャトル、展示先が決定 米国
今年中の引退が決まっているスペースシャトルのうち、「エンタープライズ」が、アメリカ海軍の空母を改造して建てられたニューヨークのイントレピッド海洋航空宇宙博物館に展示されることが12日に決まった。
シャトルの展示がもたらすニューヨーク市への経済効果は約90億円に上るとみられていて、これまで20以上の博物館などが誘致合戦を繰り広げてきた。館長は「スペースシャトルという遺産に敬意を払うべく、あらゆることをするつもりです」と喜びを語った。
この他、宇宙飛行士・若田光一さんが乗った「エンデバー」はカリフォルニア州ロサンゼルスのカリフォルニア・サイエンス・センター、「アトランティス」はフロリダ州のケネディ宇宙センターに展示されることが決まった。