震災のニュースに高い関心～米調査機関

　東日本大震災の発生から１か月がたった今も、アメリカでは今回の震災に高い関心が寄せられていることがわかった。

　アメリカの調査機関「ピューリサーチセンター」が今月７日から１０日にかけ、成人１００４人を対象に「今、関心のあるニュース」について聞いたところ、東日本大震災を挙げた人が３４％と最も高い結果となった。２位は、アメリカメディアが連日報じ、連邦機関が閉鎖される可能性も出ていた予算をめぐる与野党の攻防で、３１％だった。その他には、経済全般が１３％、リビア情勢が７％だった。

　アメリカでは、福島第一原子力発電所での事故を受け、原子力発電所の安全性に疑問の声が高まっており、引き続き高い関心が寄せられたものとみられる。