ボンズ被告、司法妨害についてのみ有罪評決
メジャーリーグの最多本塁打記録を持つバリー・ボンズ被告が、薬物使用に関してウソの証言をしたとして偽証罪などで起訴された裁判で、連邦地裁は13日、司法妨害についてのみ有罪とする評決を言い渡した。
ボンズ被告は03年の連邦大陪審で「筋肉増強剤とは知らずにトレーナーから薬物を受け取った」との証言をしたが、これが偽証にあたるなどとして起訴された。
アメリカ・サンフランシスコの連邦地裁の陪審は13日、ボンズ被告に対し、注目されていた偽証罪については合意できなかったものの、曖昧な回答で審理を妨害したとして、司法妨害で有罪の評決を言い渡した。量刑の言い渡しは今後、行われることになる。
ボンズ被告は、ホームラン762本のメジャーリーグ最多記録保持者。