トヨタ、米国工場での生産ラインを一時停止

「トヨタ自動車」は15日、東日本大震災の影響で日本からの部品供給が滞ったため、部品工場を除く全米13の工場で生産ラインを一時停止した。停止期間は5日間の予定だが、さらに延長される可能性もある。
ケンタッキー州にある全米最大の工場で働く7000人の従業員は、休暇を取るか、会議のためだけに出勤することになり、戸惑いが広がっている。また、予定通りの入荷ができなくなり、新車不足に陥りつつあるという。
アメリカではガソリン価格の高騰で、燃費が良い日本車が再び注目されていて、その中での生産停止はトヨタにとって大きな打撃となっている。