キューバ、13年半ぶりに共産党大会開催
社会主義を掲げる中米・キューバで、国の重要な方針を決める共産党大会が13年半ぶりに開かれている。
党大会は、キューバの「社会主義宣言」から50周年にあたる16日に開幕し、ハバナ市内では盛大な軍事パレードも行われた。キューバでは厳しい経済状況が続いており、4日にわたる党大会では、「平等主義」からの一部脱却など経済改革が重要なテーマとなる。
また、指導部の若返りも課題となっており、カストロ第一書記の弟であるラウル・カストロ第二書記は、初日の報告で、政府の要職の任期を最長で10年とする新たな案を打ち出した。いまだに党の序列1位にとどまるカストロ第一書記の去就も注目されている。