個人情報流出、米国顧客がソニー子会社提訴
「ソニー・コンピュータエンタテインメント」の人気家庭用ゲーム機「プレイステーション3」のネットワークから最大で7700万人分の個人情報が流出した問題で、アメリカの顧客が27日、「ソニー」の子会社の現地法人2社に対して損害賠償を求める訴訟をサンフランシスコの連邦地裁に起こした。
訴訟を起こした男性は「ソニー側は、情報流出のおそれがあることを長い間認識していながら効果的な対策をとらず、速やかに顧客に知らせなかった」などと主張し、全ての被害者に対する損害賠償を求めている。
ソニーは「訴訟についてはコメントできない」としているが、今後も同様の動きが増えることが予想される。