タイとカンボジアの軍事衝突 停戦で合意
タイとカンボジアの軍事衝突で、カンボジア政府は両国が停戦で合意したと発表した。
タイとカンボジアは、以前から互いに領有権を主張している世界遺産・プレアビヒア寺院周辺の地域をめぐって、今月22日から連日交戦しており、これまでに兵士ら15人が死亡した他、付近の住民約5万人が避難生活を送っていた。
カンボジア政府によると、28日、両国の現地司令官が会談し、停戦に合意したという。戦闘7日目にしてようやく事態が収拾する見通しとなったが、両国は「相手が先に攻撃してきた」と非難し合うなど、互いへの不信を深めていて、停戦が保たれるかはまだ不透明な状況。