米高速鉄道計画、新たに約240億円投入へ
アメリカ運輸省・ラフード長官は9日、高速鉄道計画に新たに3億ドル(約240億円)を投入することを明らかにした。
オバマ政権が全米での整備を目指す高速鉄道計画をめぐっては、フロリダ州が「採算が取れない」として、政府の補助金の受け入れを拒否していたが、ラフード長官は9日、この補助金の再配分先を発表した。「JR東日本」を中心に日本勢が受注を目指すカリフォルニア州の高速鉄道計画に、約240億円を追加することを明らかにした。
また、受注を目指す日本企業などに対し、アメリカ人の雇用を確保することが重要だとあらためて強調した。