米中戦略・経済対話、ワシントンで始まる
アメリカと中国が経済問題や安全保障などについて話し合う「米中戦略・経済対話」が9日、アメリカ・ワシントンで始まった。
会議は、アメリカのクリントン国務長官とガイトナー財務長官、中国の戴秉国国務委員や王岐山副首相らが出席し、2日間の日程で行われる。アメリカ側は中国の人権状況の改善を促す他、人民元の切り上げを加速するようあらためて求める構え。一方、中国はアメリカの財政健全化などを要求するとみられる。
また、北朝鮮の核問題に関する6か国協議や、中東情勢などについても意見を交わすとみられる。