米・ニューヨークでテロ計画 男2人逮捕
アメリカ・ニューヨークでユダヤ教の施設の爆破を計画したとして、11日、北アフリカ系の男2人が逮捕された。国際テロ組織「アルカイダ」のウサマ・ビンラディン容疑者が殺害された後、ニューヨークでテロ計画が発覚したのは初めてとなる。
逮捕されたのは、アルジェリア出身のアハマド・フェルハニ容疑者(26)と、モロッコ系アメリカ人のモハメド・マムドゥ容疑者(20)。おとり捜査員に対して「ユダヤ教の礼拝所を爆破したい」と話し、銃3丁と手投げ弾を購入した。2人は「世界中でイスラム教徒が不当な扱いを受けている」と不満を口にし、観光名所のエンパイアステートビルの爆破も考えていたという。
警察は、2人はイスラム過激派だとしているが、アルカイダなどテロ組織との関連はないとの見方を示している。