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国際
2011年5月19日 10:37

米中軍幹部 軍事交流拡大で合意

 アメリカを訪問中の中国人民解放軍・陳炳徳総参謀長は18日、アメリカ・ゲーツ国防長官らと会談した。

 台湾への武器売却などで悪化した軍事関係の正常化に向けて、陳総参謀長は15日からアメリカを訪問、ゲーツ国防長官やマレン統合参謀本部議長らと相次いで会談した。会談では、ソマリア沖で海賊対策のための合同訓練を実施することや、軍幹部の間に緊急用の電話(ホットライン)を設置することで合意した。

 アメリカとしては、こうした軍事交流を活発化させることで、ベールに包まれた中国軍の透明化を促したい思惑もある。

 一方で、中国側は、アメリカによる台湾への武器売却にあらためて懸念を示した。しかし、アメリカ側は、武器売却は法律に基づいて行っているもので、今後も方針を変えないことを強調した。

 関係の強化を目指す両国だが、台湾への武器売却をめぐって主張は平行線に終わり、関係改善の難しさがあらためて浮き彫りとなった。