韓国プロサッカーの八百長関与で12人起訴
韓国のプロサッカーリーグで、金を受け取って試合に負けるように仕向ける「八百長」にかかわったとして、地元の検察は9日、現役選手9人を含む12人を起訴した。
韓国の聯合ニュースによると、検察当局は9日、八百長試合にかかわったとして、プロサッカーの現役選手9人、元選手1人を含む12人を国民体育振興法違反などの罪で起訴した。選手らはブローカーから金を受け取り、4月の試合で守備をするふりをした他、わざとゴールを外すなどしたとされている。
この事件では、サッカーくじで配当金を得ていたブローカーなどがすでに起訴されている他、元選手が自殺するなど波紋が広がっている。検察は、さらに3試合で八百長が行われた疑いがあるとみて、捜査を続けている。