スー・チーさん、米議会でビデオ証言
ミャンマーの民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チーさんが、アメリカ議会でビデオを通して証言を行った。
スー・チーさんは、議会下院で22日に行われたミャンマー情勢に関する公聴会にビデオメッセージを寄せた。去年11月まで7年半に及ぶ自宅軟禁を強いられていたスー・チーさんが、アメリカ議会で証言するのは初めて。
スー・チーさん「(ミャンマーには)長く険しい道のりが待ち受けています。(しかし、アメリカなど)真の友人たちの支援で、民主化への道を進むことができます」
また、「民主化するつもりがあるならば、政治犯を拘束し続ける理由はない」などとミャンマー政府を批判し、民主化に向けて国際社会の支援と協力が必要だと訴えた。