走行中の列車から煙、150人超避難 韓国
15日午前、韓国の高速鉄道「KTX」の車両で煙が発生し、乗客150人以上が車外に避難する騒ぎがあった。
15日午前11時半頃、韓国南東部・密陽駅近くを走行していたKTXの一部車両で煙が発生した。このため、乗客150人以上が緊急停車した駅で列車を降り、避難した。「韓国鉄道公社」によると、体調不良を訴えた人はいなかったという。
トラブルが起きたのはKTXの新型車両で、去年3月の導入以降、故障が相次いでいる。煙は列車の後部にある配電盤から発生したということだが、鉄道公社は、原因について「車両そのものの欠陥だと推測している」として、詳しい原因を調べている。