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国際
2011年7月30日 9:08

米朝協議が終了 北、米との協議継続に意欲

 核問題などを話し合うため、アメリカ・ニューヨークで28日から行われていたアメリカと北朝鮮の直接協議が29日、2日間の日程を終えた。互いの主張を述べあうにとどまったとみられるが、北朝鮮はアメリカとの協議継続に意欲を示した。

 前日に続いて行われた29日の協議は、ワーキングランチを含めて約3時間行われた。この日は、食糧支援など北朝鮮の人道問題を担当するキング特使も出席。アメリカ側は、食糧支援をちらつかせ、非核化に向けた具体的措置を取るようあらためて迫ったとみられる。

 アメリカ・ボズワース北朝鮮担当特別代表「我々が北朝鮮に強調したのは、北朝鮮が(非核化に向けた)行動を取れば、6か国協議再開、アメリカとの関係改善、さらには地域の安定への道が開かれているということだ」

 協議終了後、北朝鮮・金桂官第1外務次官は「建設的で実務的な協議だった。これからもずっと(アメリカと)連携し、議論することにした」と述べ、アメリカとの協議継続に意欲を示した。しかし、アメリカ側は今回の協議について、互いの主張を述べあうだけの「ビジネスライクなもの」で、あくまで「予備的な協議」だと強調している。

 アメリカは、北朝鮮との本格的な協議に踏み切るかどうかについては、韓国や日本とも意見交換した上で慎重に見極めることにしており、6か国協議再開にはまだ時間がかかるとみられる。