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ハリケーンで5人死亡 NYは厳戒態勢

2011年8月28日 8:10

 歴史的な被害が懸念されるハリケーン「アイリーン」がアメリカ・ニューヨークに接近、厳戒態勢が敷かれ、都市機能の一部がストップする事態になっている。

 アメリカ東海岸沿いを北上中のアイリーンは、日本時間27日夜、ノースカロライナ州に上陸した。これまでに、倒れた木の直撃を受けた11歳の少年ら5人が死亡、約100万世帯が停電しており、ワシントンやニューヨークを直撃する可能性も出ている。

 いつもは多くの観光客でにぎわうニューヨークだが、多くの店が臨時休業している他、ブロードウェーのミュージカルも全て中止になっている。また、史上初めて、全ての地下鉄とバスが運休になった他、浸水に備えて住民約37万人に避難命令が出される事態となっている。さらに、空港では全ての到着便がキャンセルされ、約1万のフライトが影響を受ける見通し。