ハリケーン、熱帯低気圧に変わりNY上陸
アメリカ東海岸を北上していた大型のハリケーン「アイリーン」は、日本時間28日夜に熱帯低気圧に変わったものの、ニューヨークでは道路の冠水や停電などの被害が出ている。
「アイリーン」は日本時間28日夜、熱帯低気圧に変わった後、ニューヨークに上陸した。中心部では木が倒れたり、道路が冠水したりする被害が出た。また、アメリカ東海岸にある原子力発電所2基が停止した他、11歳の少年が倒れた木の下敷きになるなど、これまでに少なくとも9人が死亡している。
ニューヨークでは約37万人の市民に避難命令が出され、全ての公共交通機関の運行停止という史上初めての措置が取られた。ニューヨーク近郊の空港は依然、閉鎖されたままとなっている。