軍用機墜落、搭乗者21人全員死亡か チリ
南米・チリで2日、著名なテレビ司会者ら21人を乗せた軍用機が墜落し、これまでに4人の遺体が見つかった。生存者はいないとみられている。
ロイター通信によると、21人を乗せた軍用機は2日、首都・サンティアゴの空港を出発し、チリの沖合約670キロにあるファンフェルナンデス諸島に向かっていた。しかし、強い雨と風のため、2回着陸に失敗した後、連絡が途絶えていた。レスキュー隊が近くの海で捜索を行い、これまでに男性2人、女性2人の遺体を発見した。チリ国防省は、他の搭乗者の生存は絶望的だと話している。
ファンフェルナンデス諸島は去年、地震と津波で大きな被害を受けていて、軍用機には、島の復興の様子を取材するため、テレビ局の著名な司会者らも乗っていたという。