ジュリアーニ氏「同時テロは終わってない」
アメリカの同時多発テロから10周年となる9月11日を5日後に控えた6日、テロ発生当時ニューヨーク市長だったジュリアーニ氏が講演を行い、「同時テロは終わっていない」と述べ、警戒感を弱めるべきではないと訴えた。
「私が一番恐れているのは、人々が『9・11は終わった』と考えることだ。10周年だからといって、特別なことがあるわけではない」-ジュリアーニ氏は、同時多発テロから10年という節目を迎え、テロへの警戒感が弱まることに懸念を示した。その上で、国際テロ組織「アルカイダ」の脅威が完全になくなるまでアメリカ軍はアフガニスタンに駐留するべきと指摘し、撤退を急ぐオバマ政権を批判した。