NY証券取引所でクリントン国務長官ら追悼
01年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロから10年の節目を前に、ニューヨーク証券取引所で9日、恒例となっている取引開始のセレモニーにクリントン国務長官らが出席し、犠牲者を追悼した。
ニューヨーク証券取引所はテロ直後、6日間取引停止となった。この日のセレモニーでは、01年に再開した時と同じメンバーが姿を見せた。また、01年に再開した時に歌われた曲も歌われ、取引開始を前に涙を流す人もいた。
また、11日に行われる追悼式典に出席するため、テロで息子を亡くした白鳥晴弘さん(71)ら日本人の遺族がニューヨークに到着した。白鳥さんは「10年という、とりあえず今年は区切りだが、僕たち遺族には10年も13年も関係ない」と話した。
追悼式典には、オバマ大統領らも出席する。