2か月ぶりの南北協議、中国・北京で始まる
2か月ぶりとなる南北の6か国協議首席代表による協議が21日、中国・北京で始まった。
日本時間21日午前11時過ぎ、韓国・魏聖洛首席代表が会談場所に到着。その後、北朝鮮・李容浩外務次官も会談場所に入り、11時半頃に協議が始まった。協議で韓国側は、中断している6か国協議の再開のためには北朝鮮がウラン濃縮活動を停止することなどが必要との立場をあらためて伝えることにしている。
韓国政府の関係者によると、この他、ロシアから北朝鮮を通じて韓国までつながるガスパイプラインの建設問題など北朝鮮にとって関心の高いテーマについても意見交換に応じるという。韓国としては、柔軟な姿勢を見せることで北朝鮮の譲歩を促す狙いがあるとみられる。