隕石?衛星破片?爆発の原因めぐり一時騒然
南米・アルゼンチンの首都・ブエノスアイレス郊外の民家で26日、大きな爆発があった。この爆発で家2軒が壊れ、1人が死亡、9人がケガをした。爆発の原因をめぐり、現場は一時騒然となった。
警察などによると、当初、「空から火の玉が降ってきた」などの目撃証言が寄せられた他、近所の男性が火の玉を撮影したとする写真を当局に見せたことなどから、政府が放射線量の調査に乗り出すなど大騒ぎになった。また、先週、太平洋に落下したとみられるNASA(=アメリカ航空宇宙局)の衛星の破片ではないかとの臆測も広がったが、結局、政府は「ガス漏れが原因」との見方を示した。
警察は、写真を撮ったとする男性の身柄を拘束して事情を聴いている。