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国際
2011年10月4日 11:09

失業率対策に怒り 若者がウォール街を占拠

 「世界金融の心臓部」といわれるアメリカ・ウォール街の一角を、若者らが占拠し続けている。高い失業率への対策が十分でないといった怒りが、その原動力となっている。

 普段は観光客でにぎわうウォール街だが、大勢の警察官が至る所に配置され、ピリピリした雰囲気に包まれている。近くの公園を埋め尽くす若者たちが「ウォール街を占拠せよ」というスローガンを掲げ、2週間以上、公園で寝泊まりをしながら頻繁に抗議活動を行っているためだ。

 9%以上という高い失業率に打開策を見いだせない政府へのいらだち、若者が仕事を見つけられない現状の一方で、金持ち優遇とされる政治への怒りが噴出した。警官隊ともみ合うなどして、先週末だけで700人以上が逮捕される異常事態となっている。

 政府への怒りを唱えた若者たちのデモは、インターネットを通じてワシントンやロサンゼルス、シカゴなどでも行われており、全米に広がりつつある。