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国際
2011年10月4日 15:48

脱北者、韓国着「祖父は北の幹部」と証言も

 先月13日に石川・能登半島沖で漂流しているのが見つかった脱北者9人が4日、渡航を希望していた韓国に到着した。

 脱北者9人は4日昼頃、韓国・ソウル郊外の仁川国際空港に到着した。全員、サングラスやマスクで顔を覆い、報道陣の問いかけにも応じなかった。

 9人は先月13日、能登半島沖で小型の木造船に乗っているところを保護された。日本政府関係者によると、リーダー役の男性は「祖父は北朝鮮で最高人民会議議長なども務めた白南雲で、父親は韓国人拉致の工作活動に関わっていた」「粛清されて地方に追放され、後に東海岸の清津で暮らすようになった」と話しているという。

 ただ、この発言の信ぴょう性には、日本の公安当局などの間から疑問を投げかける声も上がっている。9人は、韓国の情報機関から、こうした証言の内容などについて詳しい調査を受けることになる。