コプト教徒と治安部隊が衝突 エジプト
エジプトの首都・カイロで9日、キリスト教の一派・コプト教徒と治安部隊が衝突し、23人が死亡した。
エジプト南部で先週に起きた教会への襲撃事件に対し、コプト教徒が抗議デモを行っていたところ、一部が暴徒化し、治安部隊との衝突に発展した。ロイター通信によると、少なくとも23人が死亡、150人がケガをした。
来月にムバラク政権崩壊後初めてとなる議会選挙を控え、混乱の拡大を避けたいエジプト当局は、カイロ市内の一部の地域に夜間外出禁止令を出すなど警戒を強めている。