米・ニューヨーク5番街、デモ行進で混乱
格差社会などに抗議するデモが続くアメリカ・ニューヨークでは、11日に中心部・5番街でもデモ行進が行われ、周辺が混乱する事態となった。
セントラルパークに隣接し、高級ブランド店が集まるニューヨークの中心部・5番街には、格差社会に不満を訴える人々がプラカードを持って集まり、大混乱となった。数百人がデモ行進をして道路を遮断したため、車が通行できなくなった。人々は「メディア王」と呼ばれるルパート・マードック氏の自宅など、会社経営者の家の周辺を練り歩き、「金持ちはもっと税金を納めるべきだ」と訴えた。
格差社会や高い失業率に対して怒りを訴えるデモは全米各地に広がっていて、11日はボストンでも、警察官の指示に従わなかった約100人が逮捕されている。