29日の大潮ピークへの警戒続く バンコク
大規模な洪水に見舞われているタイの首都・バンコクは、28日から大潮を迎え、水は日本人が多く住むスクンビット地区の近くまで迫っている。大潮は29日にピークとなり、午前9時9分には満潮を迎えるため、市内では土のうやブロック塀を積むなどの対策が取られている。
市内では、スーパーなどで水や食料品などが不足している。バンコクから脱出する人も多くいて、郊外へ向かう道路は28日夕方、混雑した。
また、洪水による感染症を懸念して予防接種を受ける日本人が急増していて、破傷風の予防接種は通常の4倍に上るという。