ギリシャ危機 アジアの市場も値下がり

財政危機に揺れるギリシャの救済策をめぐり、ユーロ圏の首脳は日本時間3日朝、ギリシャ・パパンドレウ首相と会談した。アジアの株式市場の反応は以下の通り。
韓国の総合株価指数は3日午前9時の取引開始から少しずつ下がり続け、午前11時現在、前日比マイナス1.52%となっている。韓国取引所は「ユーロ圏の不透明感がウォン安を招き、投資心理が萎縮している」と分析している。
また、香港のハンセン指数はユーロ圏への不安要素への影響もあり、取引後から値を下げており、3日午前11時段階で前日比マイナス2.67%となっている。
一方、上海総合指数は3日午前11時現在、前日比プラス0.36%と一旦上げたが、その後値を下げて取引が行われており、同様の影響が出てくることも考えられる。