日テレNEWS
国際
2011年11月13日 8:51

伊首相 財政再建法案成立受け、辞表提出

 信用不安が政治不信へと発展したイタリアで12日、財政再建に関する法案が可決・成立した。これを受けて、ベルルスコーニ首相はナポリターノ大統領に辞表を提出し、著名な経済学者が新たな首相に指名される見通し。

 議会下院では日本時間13日未明、年金受給年齢の引き上げや国有地の売却などを盛り込んだ財政再建に関する法案が賛成多数で可決された。法案成立を退陣の条件としていたベルルスコーニ首相は、その後、ナポリターノ大統領に辞表を提出した。

 次の首相には、ヨーロッパ委員会の委員を長く務めた著名な経済学者のモンティ氏が13日にも指名される見通し。

 次は与野党による暫定政権づくりが焦点となる。週明けの市場への影響を意識して、できるだけ早い組閣を目指すものとみられるが、モンティ氏に反対する政党もあることなどから、財政再建に向けてどこまで安定した政権づくりができるかはまだ不透明。