スー・チーさん所属団体、政党再登録へ
ミャンマーの民主化をめぐる動きが活発化している。民主化運動指導者のアウン・サン・スー・チーさんが国会議員として活動する可能性が出てきた。
スー・チーさんが所属する団体「NLD(=国民民主連盟)」は18日、政党としての再登録と来月にも行われる国会議員の補欠選挙への参加を決めた。NLDのスポークスマンによると、スー・チーさん自身が立候補する可能性もあるという。
NLDは去年、スー・チーさんが排除されたことに反発して総選挙に参加せず、政党登録も行っていなかった。しかし、選挙後に発足した新政権が、スー・チーさん側と話し合いの姿勢を見せていることなどから、一定の条件が整ったと判断して国政への参加を決断したとみられる。