NYダウ大幅上昇、中央銀行の協調策を評価
先月30日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は全面高の展開となり、ダウ平均株価は約490ドル上昇し、1万2000ドル台を回復した。
先月30日のニューヨーク株式市場は、日銀など6中央銀行が明らかにした信用不安への協調対応策を評価し、金融株を中心に買い注文が入った。この対策は、市場へのドル資金供給を拡大するもので、金融機関にとってドルの調達が助けられる。
また、アメリカの雇用関連の統計が良かったことも投資家の安心感につながった。
この結果、優良株で構成するダウ平均株価は、前日比490ドル05セント高い1万2045ドル68セントで取引を終えた。これは2009年3月以来、最大の上げ幅となる。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は、前日比104.83ポイント高い2620.34だった。