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中国・春秋航空 上海~有明佐賀便を就航へ

2011年12月7日 3:44

 中国の格安航空会社(LCC)「春秋航空」は6日、最安値の運賃だと片道3000円で中国・上海と九州・佐賀を結ぶ便が来月に就航することを明らかにした。

 これは、春秋航空が6日に上海市内で開いた会見で明らかにしたもので、来月18日から上海と有明佐賀空港とを結ぶ便を週2往復、運航させるという。運賃は、最も安いもので片道3000円からで、燃料サーチャージなどを含めても、最安値で約1万6000円で往復できる。

 佐賀県は、就航にあたり、一回約4万円の着陸料を3年間、無料にする他、団体ツアー客に約3年間で5億4000万円の補助を行うなどの支援策を決めている。

 春秋航空の日本への定期路線は茨城、高松に次いで3路線目で、佐賀県を選んだ理由について、春秋航空は「大都市の福岡に車で約1時間と近いことや、県の支援策などを総合的に判断した」としている。