パナマ・ノリエガ元将軍、22年ぶり祖国へ
パナマで軍事政権を率いていたノリエガ元将軍(77)が11日、服役していたフランスの刑務所からパナマ当局に身柄を引き渡されて約22年ぶりに祖国に戻り、首都にある刑務所に収監された。
AP通信などによると、ノリエガ元将軍は89年、アメリカ軍による侵攻を受けた後、逮捕され、アメリカで薬物取引に関与した罪で服役後、資金洗浄などの罪でフランスで収監されていた。
ノリエガ元将軍は軍事政権時に殺害に関与したなどとしてパナマでも実刑判決を受けていて、パナマ当局が身柄の引き渡しを求めていた。