元慰安婦支援団体、日本大使館前に少女像

旧日本軍の韓国人元従軍慰安婦を支援する団体が14日、ソウルの日本大使館前で、慰安婦問題を象徴する少女像の設置作業を始めた。
元慰安婦の支援団体は、日本政府の賠償などを求めて毎週水曜日に日本大使館の前で抗議集会を行っており、それが1000回目になる14日、少女像を設置する作業を始めた。少女像は、元慰安婦の幼い時代を表現しているという。
日本大使館は、外交ルートを通じて設置を認めないよう働きかけてきたが、韓国政府は「計画変更を求めるのは難しい」として事実上、黙認。李明博大統領は17日から日本を訪れる予定だが、像の設置が日韓の外交摩擦となる可能性もある。