フィリピンに台風直撃、死者521人
台風21号の直撃を受けたフィリピンでは、18日までに、死者500人以上、行方不明者は約500人という大きな被害が出ている。
台風21号は16日、フィリピン南部・ミンダナオ島に上陸し、一度、海に抜けた後、17日は西部・パラワン島を直撃した。フィリピン赤十字によると、洪水や土砂崩れで、これまでに521人が死亡、458人が行方不明となっている。
土砂崩れで孤立した地域には軍などの救助も届いていない他、海沿いの地域では家ごと沖合に流された住民もいるということで、捜索が行われている。