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国際
2011年12月19日 20:04

米朝協議、先送りやむを得ず~米政府

 今週後半にも開催されるとみられていた米朝直接協議について、アメリカ政府は、北朝鮮・金正日総書記が17日に死去したことを受け、新政権が立ち上がるまで協議の先送りはやむを得ないとみている。

 アメリカ政府は、20日にも北朝鮮への人道的食糧支援の再開を発表し、歩み寄りに一歩踏み出すところだった。しかし、金総書記の死去を受けて、権力の継承がスムーズに行われるのか、新政権がどういう姿勢を見せるのかを見極める必要がある。

 オバマ大統領は、韓国・李明博大統領と電話で会談し、不測の事態にも備える方針を確認した。「核なき世界」を目指すとしてきたオバマ大統領にとって、北朝鮮の核問題は来年の大統領選挙を控えて決して妥協できないテーマであることに変わりはない。

 また、このところ、アメリカと中国とのつばぜり合いが目立っているが、北朝鮮と中国、ロシアとの距離感がどうなるのか。さらに、パキスタンなどと軍事的にどういう関係をもつのかも、アメリカのアジア戦略に大きな影響を与えることになる。