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中国、金正恩体制を支える姿勢を明確に

2011年12月21日 7:50

 北朝鮮・金正日総書記の死去を受け、北朝鮮の最大の支援国である中国は、後継者の三男・正恩氏の体制を支える姿勢を明確にしている。

 胡錦濤国家主席は20日、北京にある北朝鮮大使館を弔問に訪れた。中国の最高指導者が外国の指導者の死去で自ら大使館を訪れるのは異例で、中国が北朝鮮との関係を重視していることがうかがえる。

 また、楊潔チ外相は20日、玄葉光一郎外相をはじめ、アメリカや韓国の外相と電話で相次いで会談し、「朝鮮半島の平和と安定を維持するため、積極的に貢献する」と強調した。

 唐家セン元外相は「我が国の玄関口で混乱が起きるのを断じて許さない」と述べていて、協議を活発化させながら金正恩体制を支える姿勢を明確にした形。

 ★楊潔チの「チ」は竹かんむりの下にがんだれと「虎」、唐家センの「セン」は王へんに「旋」

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