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総書記死去時の状況めぐり、南北で食い違い

2011年12月23日 12:28

 北朝鮮の国営テレビは、金正日総書記が「16日に列車に乗って現地視察に出発するのを見た」とするインタビューを放送した。

 インタビューで、北朝鮮の鉄道省局長は「16日に現地指導へ行く将軍様を見て喜んだのに。何ていうことでしょうか」と話している。北朝鮮は「金総書記は17日、走る列車の中で心筋梗塞を起こした」と発表しており、その前日に出発したことになる。

 これに対し、韓国政府は、金総書記が死去した17日には専用列車が北朝鮮の首都・平壌の郊外の駅に止まっていたとしており、死去時の状況をめぐって食い違いが出ている。