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2012年1月26日 8:32

エジプトデモから1年 政権崩壊を祝う集会

エジプトデモから1年 政権崩壊を祝う集会
(c)NNN

 エジプト・ムバラク政権を打倒した民衆デモが開始してから1周年を迎えた25日、エジプト各地では独裁政権崩壊を祝う集会が開かれた。

 “1月25日革命”とも呼ばれる民衆蜂起から1年、民主化運動の聖地となった首都・カイロの広場には大勢の市民が集まった。1年前の衝突の犠牲者は800人以上で、多くの犠牲を払ったにもかかわらず、人々はその成果を実感できないでいるという。

 暫定統治する軍は、30年以上続いた非常事態令を一部解除するなど、不満を和らげることに躍起だが、民政移管を求める声は強まっている。一方で、独裁政権崩壊後も続く混乱に「革命疲れ」とも言えるムードも広がっている。

 治安当局が警戒する中、25日の集会も平和的に行われた。しかし、改革の遅れにさらに失望が広がれば、人々の不満が一気に噴き出すことが予想され“アラブの春”は依然混沌(こんとん)とした状況の中、2年目を迎えている。