ロシア エネルギー施設への攻撃停止の合意“期限は終了”

写真:代表撮影/ロイター/アフロ
ロシア大統領府の報道官は18日、ウクライナ侵攻をめぐるエネルギー関連施設への攻撃停止の合意について、期限は終了したとの認識を示しました。今後の合意のあり方は、不透明な状況です。
ロシアとウクライナは先月、アメリカの仲介により、エネルギー施設への攻撃停止で合意しましたが、互いに相手の違反を非難しあう状況が続き、合意は形骸化していました。
ロシア側は、この合意について、先月18日から30日間有効だと主張していましたが、ロシア大統領府のペスコフ報道官は18日、合意の期限は切れたとの認識を示しました。
プーチン大統領による新たな指示は出ていないとしていますが、合意が続けられるのかどうかは、不透明な状況です。
アメリカのトランプ政権は、エネルギー施設への攻撃停止の合意を足がかりに、全面的な停戦を目指していましたが、合意の履行で難航する中、停戦への道筋は見えていません。
最終更新日:2025年4月18日 22:50