「権力を持つ者は自らを律するべき」新ローマ教皇・レオ14世、就任後初のミサ
新しいローマ教皇に選ばれたレオ14世は9日、枢機卿らとともに就任後、初めてのミサを行いました。
ミサは9日、システィーナ礼拝堂で「コンクラーベ」を締めくくるものとして行われました。
レオ14世「主は私に十字架を背負い、使命を受け入れるよう召された」
レオ14世は冒頭、英語で話した後、イタリア語で行った説法の中で「権力を持つ者は自らを律するべきである」と権力者のあり方についても触れました。
地元メディアはレオ14世について、教会内では中道的な存在で、保守派と改革派をまとめることができる穏健派だと伝えています。
レオ14世は最初のスピーチで、対話の重要性を強調していて、分断が深まる世界に向けて、今後、どのようなメッセージを発信していくのか注目されます。
11日にはサンピエトロ広場で、教皇となって初めての一般に向けた祈りの集いを開催する予定です。
最終更新日:2025年5月10日 9:35