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国際
2012年2月13日 21:46

パキスタン最高裁 首相を法廷侮辱罪で起訴

 パキスタンの政治が混迷の度合いを深めている。パキスタンの最高裁は13日、ギラニ首相が裁判所の命令に従わなかったとして「法廷侮辱罪」で起訴した。

 ギラニ首相の起訴は、パキスタン・ザルダリ大統領の汚職疑惑に絡み、審理の再開を決定した最高裁の命令に従わなかったことによるもの。ザルダリ大統領は90年代に汚職などの罪に問われ、その後、恩赦を受けたが、最高裁は恩赦を無効として審理の再開を決定した。これに対し、ギラニ首相は「大統領には免責特権がある」として再開手続きを拒否していた。

 起訴に対し、ギラニ首相は無罪を主張しているが、有罪判決を受けた場合は議員資格と首相ポストを失い、政権にとって大きな痛手となる。

 ザルダリ政権は軍部との関係が悪化しており、地元メディアなどには、今回の起訴には政権の転覆を狙う軍が影響力を及ぼしているとの見方も出ている。