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国際
2012年2月16日 8:41

習近平副主席、アジア関与強める米をけん制

 アメリカを訪問している中国・習近平国家副主席は15日の講演で、米中関係の発展のためには「互いの利益を尊重すべき」と述べ、アジアへの関与を強めるアメリカをけん制した。

 「アジア太平洋地域の平和と安定のため、アメリカが建設的役割を発揮することを歓迎したい。ただ、中国を含む関係国の利益と関心は尊重してほしい」-3日間のワシントン滞在の締めくくりとなる講演で習副主席はこのように述べ、中国の軍事力拡大への警戒感から海兵隊をオーストラリアやフィリピンに分散配置することなどを検討しているオバマ政権にクギを刺した。

 一方で、アメリカと中国の関係は「決して逆戻りすることはない」と指摘し、「人的な交流を増やすことで誤解や衝突を避けられる」と協調姿勢も示した。