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2012年3月6日 11:31

サントラム候補が猛追 その人気の理由とは

サントラム候補が猛追 その人気の理由とは
(c)NNN

 アメリカ大統領選挙、野党・共和党の候補者選びは6日、11の州が集中するスーパーチューズデーを迎える。当初、泡沫(ほうまつ)候補扱いだった若手の元上院議員・サントラム候補が、2番手としてトップを猛追している。その人気の理由に迫った。

 キリスト教保守派のサントラム候補は「家族の価値」を訴えており、演説はいつも8人の子供の話から始まる。

 サントラム候補「きょうは、2番、3番、4番目の子供が来ています。子供がたくさんいると番号で呼んでしまうんですよね」

 こうしたサントラム候補の姿勢は、共和党内で大きな勢力を占める保守派に浸透し、支持を広げてきた。熱烈な支持者の一人、スティーブン・カーニーさんも5人の娘の父親。自宅では、カーニーさんが娘たちに本を読み聞かせ、妻が手作りのおやつを用意する、という典型的な「アメリカの大家族」の姿があった。カーニーさんは「強い家族なしに強い経済はありません」と話す。

 さらにサントラム候補は、ここのところ、「自分は炭鉱労働者の孫だ」と繰り返し、“ブルーカラー”であることをアピールしている。選挙戦でトップを走るロムニー候補は、総資産約2億ドル(約160億円)の富豪であり、サントラム候補はその違いを際立たせて、中西部の労働者層の票を獲得する狙い。

 一方のロムニー候補は5日、演説会場としてあえて工場を選び、「私が大統領になれば、もっと雇用を創出できる」と経済手腕をアピールした。

 選挙戦の天王山・スーパーチューズデーの結果は、日本時間7日昼過ぎには判明する見通し。