日テレNEWS
国際
2012年4月1日 9:50

ミャンマーの国会補選 きょう投票

 ミャンマーで1日、民主化運動指導者のアウン・サン・スー・チーさんも立候補する国会の補欠選挙が行われる。自由で公平な選挙が実施されるのか、国際社会が注目している。

 スー・チーさんは先月31日、最大都市のヤンゴン中心部の自宅から、自らが立候補している選挙区のヤンゴン郊外に移動し、熱烈な歓迎を受けた。

 選挙は、スー・チーさんが党首を務める政党「NLD(=国民民主連盟)」と軍事政権の流れをくむ与党との事実上の一騎打ちとなっている。

 NLDの集会にはミャンマーの有名歌手も駆けつけるなど、多くの支持者が集まり、熱気に包まれた。支持者は「NLDが勝つと思う。みんなの胸の中にはNLDしかありません」と話している。

 一方、与党の候補者も選挙区を回り、支持を訴えた。しかし、沿道に出てくる人も少なく、厳しい戦いを強いられている。

 今回の補選は、欧米諸国が経済制裁緩和の条件としている自由で公平な選挙の実施が焦点となっている。ミャンマー政府は海外からの選挙監視団を初めて受け入れ、アピールしているが、スー・チーさんは「与党から選挙妨害を受けている」と批判している。圧勝が予想されるスー・チーさんの政党がどれだけ議席を獲得できるのか、3年後の総選挙を占う上で注目される。