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国際
2012年9月15日 22:10

メダル数2位…英国の障害者スポーツ支援

 9日に閉幕したロンドンパラリンピックで、開催国のイギリスは、2大会連続でメダル獲得数2位となった。成功の背景の一つには、企業などによるバックアップがあった。

 ロンドン近郊のグラウンドで8日、イングランドの名門サッカーチーム「チェルシー」が運営する「チェルシー・コミュニティーFC」が選手の選抜試験を行い、脳性マヒで手足などに運動障害がある人たちが参加した。

 イギリスでは、こうしたプロのサッカークラブが運営する障害者チームが各地域にあり、リーグ戦を行っている。クラブ側は社会貢献の一つと捉え、専門のコーチも育成している。

 パラリンピックに商業的価値を見いだした企業もある。国内で業界3位のスーパーチェーン「セインズベリー」は、10億円以上とも言われる料金を支払い、パラリンピックだけのスポンサーになった。国民的英雄であるサッカーの元イングランド代表のデビッド・ベッカム選手と共に、100万人の子供に障害者スポーツを経験させるキャンペーンを実施するなど、大会への貢献を全面に押し出している。

 今回のパラリンピックはチケットがほぼ完売し、開催国・イギリスは120のメダルを獲得した。企業も含め、障害者スポーツに積極的に取り組む意識が成功の背景にあるようだ。