母子手帳の普及セミナーに大使夫人ら 東京

乳幼児の死亡率が高い国に母子手帳を普及させるためのセミナーが30日、東京・港区のフランス大使館で開かれ、アジアやアフリカから約20か国の大使夫人らが参加し、母子手帳の普及に向けた課題などを話し合った。
セミナーでは、母子手帳を導入することで乳幼児の死亡率が改善したフランスや日本の成功例が紹介された他、導入を検討しているナイジェリアの取り組みなどが報告された。
母子手帳の導入をめぐっては、識字率の低さなど課題も国によって異なる。会場では、字が読めない人にも配慮したイラスト付きのものなど、様々なニーズに対応した母子手帳も紹介された。